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2013年02月13日

風立ちぬ

宮崎駿アニメの新作「風立ちぬ」がこの夏に公開されるようですね。

今回の作品は私が若かりし頃に読んだ堀辰雄氏の小説がベ-スと成っているようです。

時は太平洋戦争と言う暗い時代、飛行機技師の青年と肺病療養所で過ごす少女との物語です。

考えてみればトトロの話にも繋がっている様な・・・そんな気がします。

飛行機技師の青年は堀越二郎、実在の人物で名機「零式艦上戦闘機」の設計者。

ゼロファイタ-として連合軍にもっとも恐れられた戦闘機。

その生みの親である技師と少女の実話をもとにしたアニメなのですねぇ。

アニメでは描かれているか如何か分かりませんが、心優しき青年技師が兵器を創りだす苦悩・・・如何に戦争が罪深きものかを感じとれます。

ところで太平洋戦争末期、本土を焦土と化したボ-イングB29。

他界した祖母もゼロ戦とグラマンそしてB29は知っていた程の当時の航空機です。

ゼロ戦のノウハウを踏襲し局地防空に特化した数々の日本の戦闘機も上空10000メ-トルから空爆を行うB29の攻撃を阻止するには余りにも非力だったようです。

自宅の裏山にもB29の弾幕に撃墜された局地戦闘機の墜落の跡が今でも残っています。

そのころ、高高度でも充分な戦闘力を有した局地戦闘機の開発がここ九州の地で極秘開発されていました。

その名は震電。

前翼型の先鋭的なスタイルと欧米機の能力を凌ぐタ-ポエンジンを搭載し、高度12000メ-トルでの運動性、操縦安定性に特化し時速740kmを誇る対B29の切り札として期待されていたようです。

しかし震電が完成しテスト飛行を開始したのは昭和20年8月。

ジェットエンジン構想も進められていた開発チ-ムは九州飛行機のメンバ-で西鉄グル-プとして現在に至っています。

もしも、この震電の開発がもう2年早ければ長崎、広島の悲劇は回避できていたのかも知れません。

日本の敗戦は動かし難いものだったと思いますが、形の違った敗戦が有ったのではないかとも思います。

人間の命までも兵器の一部品として設計を指示した狂気の軍部の中にあって守ると言う思想の希少な機体だったのかもしれませんねぇ。

私は軍事マニアでも兵器オタクでも有りませんが・・・・

神風特攻隊としてレイテに散った伯父が祖母に充てた手紙を思い出した時・・・

安倍政権の国防軍構想に一抹の不安を感じてしまいます。

因みに当時の戦闘機等の殆どに装着されていたタイヤは横浜ゴム製。

二度とその様な時代が来ない事を祈らずには居られません。

古くからこの地域に住んでおられる方から局地戦闘機の墜落跡が現在も足立山麓に残っている事を伺って・・・そんな事を考えてしまいました。

調べてみると墜落した戦闘機のパイロットは19歳だったようです。

住宅街を避け、山麓に墜落させたのかも知れませんね。

長男坊と同じ年頃・・・。

それを目にし何とも云い現わせない悲しい気持に成りました。

何となく右傾化している様な日本の世論。

日本がそして世界が平和で有りますように。


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投稿者 reira : 2013年02月13日 09:04